独り女の断捨離日記

孤独なアラサー女の惨めな日常
孤独な毎日

昔との決別のため
幸せのため

連絡先

昔の彼、彼女の連絡先は残っていますか?


私はすべて消してしまいました。


もう別れる。

連絡も取らない。

さようなら。


私の言葉に、彼は分かったよと言ってくれました。


ラインの会話を全て消しました。

そのままブロックして、友達削除。

連絡先も全て消去。


繋がりは、消えました。



そう思っていたのに、着信履歴に見慣れた番号が残っていました。

彼の電話番号です。

アドレス帳から消した、名前のない履歴は、見覚えのある彼の番号でした。


連絡したい。


そう思ってしまいました。


別れるなんて嘘だよ、一生愛人でもいいから一緒にいて。


プライドも意地も全て捨てて、そう言ってしまいそうな自分がいます。


もう二度と連絡しないと決めたのに。


今までも別れ話になったことはあったけど、繋がりを絶った事は今回が初めてです。


不倫なんて続けていたら幸せになれない。

分かっています。


彼の家族が苦しむ。

分かっています。


30手前、現実を見るいい機会だ。

分かっています。


全部わかっています。


それでも、彼にまた会いたい。


友達としてでもいいから、繋がっていたい。


彼の奥様を傷つけている。

彼の子供を傷つけている。


それでも。


そんなふうに思ってしまう、私は最低です。

6月16日

つい最近です。

彼と別れたのは。


理由はよくある話ですが、私が彼と一緒になることを望んでしまったからです。


きっかけは、夜帰ろうとする彼に、帰らないで欲しいと言ったこと。

辛そうな顔で、ごめんと言われたことを覚えています。


帰らないで、と言ったことは何度もありましたが、彼が帰らなかった日はありませんでした。

必ず家に帰る人でした。

ただ1度だけ、たまたま夜勤の仕事がキャンセルになった日、その時だけ彼は私の家に泊まりました。

一緒のベッドで朝まで眠りました。


幸せでした。


その時間がまた欲しくて、そして、そんな日が永遠に続いて欲しくて、私は彼に駄々をこねていました。

ことごとく断られる事に疲れて、聞いてしまったのです。


もうお泊りする事は二度とないの?

離婚は絶対に有り得ないの?


と。


離婚はしない。

それが彼の答えでした。


分かっていたことでした。

でも、頭では分かっていても、直接伝えられると信じられないくらいそれは残酷な言葉で、私は全てを失った気になりました。


そして、別れを切り出したのです。


もう耐えられない。


そう思いました。

仕事

私は会社員ですが、夜はクラブでバイトをしています。

バイトは毎日ではなかったけど、最近は出勤を増やしました。


仕事をしている間は、彼のことを思い出さなくて済むからです。

不純な動機です。


時間が想いを忘れさせてくれるのでしょうか。

別れて数日の私には、いまいち実感が湧きません。


でも一つだけ確かなことは、彼のことを思い出す余裕のないくらい忙しい時間を、仕事は与えてくれるのです。


前は仕事なんて早く終われと思っていました。最低ですが。

その後、彼と食事に行くことが楽しみだった。

仕事の時間が苦痛でしかなかった。

でも今は、そんな仕事に助けられています。


打ち込める趣味があれば、それも良いでしょう。

私のように友達もいなく、趣味もない人間は、仕事に打ち込めば良いのです。


ひとつ、勉強になりました。