6月16日
つい最近です。
彼と別れたのは。
理由はよくある話ですが、私が彼と一緒になることを望んでしまったからです。
きっかけは、夜帰ろうとする彼に、帰らないで欲しいと言ったこと。
辛そうな顔で、ごめんと言われたことを覚えています。
帰らないで、と言ったことは何度もありましたが、彼が帰らなかった日はありませんでした。
必ず家に帰る人でした。
ただ1度だけ、たまたま夜勤の仕事がキャンセルになった日、その時だけ彼は私の家に泊まりました。
一緒のベッドで朝まで眠りました。
幸せでした。
その時間がまた欲しくて、そして、そんな日が永遠に続いて欲しくて、私は彼に駄々をこねていました。
ことごとく断られる事に疲れて、聞いてしまったのです。
もうお泊りする事は二度とないの?
離婚は絶対に有り得ないの?
と。
離婚はしない。
それが彼の答えでした。
分かっていたことでした。
でも、頭では分かっていても、直接伝えられると信じられないくらいそれは残酷な言葉で、私は全てを失った気になりました。
そして、別れを切り出したのです。
もう耐えられない。
そう思いました。
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